X-MEN
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2005/07/07
- メディア: DVD
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ティム・バートンの『バットマン』もそうなのだけど、アメリカってのはこういうコミック原作の実写映画化というのが上手いと思う。単に子供向けのアクション物ではなくて、ヒーローのダークサイドというか、人間的な苦悩やら何やらを上手く詰め込むので深みがあるように見えるんですね。それで、荒唐無稽なストーリーやアクションもなんとなくそれっぽく見える、と。この映画もウルヴァリン、ローグという主人公2人の物語をきっちり書いているのが成功しています。これでもかというくらい過剰にアクションにしてもSFXにしてもつぎこんできます。アメリカらしいといえばそうなのでしょうが、とにかく大味です。しかし、2作目があるのが前提とは言え余りにも伏線がそのまんま手つかずで待て次号!状態なのはどうかなあ。ラスト、それでおしまい?って感じだったのだけど。きっと原作を知ってる人ならもっと楽しめたのでしょうね。逆に知らないからこそシンプルに楽しめたのかな?その辺はどうなのでしょうね。ファンの方の意見も聞いてみたいところです。まあ、娯楽作としては合格点でしょうか。
ナタリー・ポートマン、クリスティーナ・リッチなど、ちょっと前の子役が最近はすごくいい女優さんになってますね。この映画のアンナ・パキンもその一人。かわいいっす。