無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

プレイオフもいよいよ終盤、東西カンファレンス決勝となりました。組み合わせは東がペイサーズピストンズ、西がウルヴズ対レイカーズ。ウルヴズは初のプレイオフ1回戦突破からキングスとの第7戦を経てここまで来ました。しかし、キャセールやスプリーウェルなど、ファイナルを経験したベテランが主力にいるのでハンデとまでは行かないでしょう。相手はチャンピオン返り咲きを狙うレイカーズ。昨季王者スパーズを2連敗から4連勝で一気に屠った力はさすが。プレイオフでの戦い方を知り尽くした名将フィル・ジャクソンの下、ベテランチームがいよいよ本領を発揮してきましたよ。

ペイサーズは今季リーグ最高勝率を誇った力を見せて安定した戦いぶり。対してピストンズはネッツとの第7戦を勝利し、昨年ネッツにカンファレンスファイナルでスウィープされた屈辱を晴らし2年連続のカンファレンスファイナル進出。チームとしてはチャンピオンとなった90年以来、14年ぶりのファイナル出場に燃えています。

個人的に期待するファイナルはペイサーズ対ウルヴズなのだけど、NBAの公式サイトのアンケートでは一番低い投票率でした。レイカーズに簡単に勝たせたくないと言う気持ちもありますが、カール・マローンとゲイリー・ペイトンにはチャンピオンリングをあげたい。でもそれ以上にレジー・ミラーにあげたい。ああ!
しかし、栄光をつかむことができるのは1チームのみ。さてどうなるか。