無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

先日、ウチの部屋の郵便受け(1階にあるやつじゃなく部屋のドアについてるやつ)に北海道新聞が入っていました。ウチは新聞を取っていないので間違えたのかな、と思ったのですがどうもいわゆる試供品と言うようなもので、タダでくれるものだったみたいです。良かったらこの先取ってくださいと。
まあ別に新聞を取る気は無いので僕にとっては関係ないのですが、その後同じ階のとある部屋にこんな紙が貼ってありました。

「道新はいりません。持って帰ってください!」

びっくりマークつきで、かなり激しい口調でお怒りのご様子。この部屋には年配のご夫婦がお住まいなのですが、引越しの挨拶に行ったらお返しにラーメンをくれたり、普段顔を合わせれば必ず挨拶してくれるような、非常に温厚で人の良いご夫婦なのですが、道新に対してはこの怒りよう。一体彼らと道新の間に何があったのか。気になるところです。勘当した一人息子が道新の配達をしていて、見るのもイヤだとかそんな事情があったりなかったりするのでしょうか。まあどうでもいいんですけど。
別に要らないにしても古新聞出すときにちょっと量が増えてラッキーとかそういう考え方もあると思うのですが、このご夫婦の道新に対する怒りはそんなものでは消せない様子です。世界が平和であればいいと思います。