無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

合併球団オリックス・バファローズの新ユニフォームが発表されたのだけど、なんのことはない、今までのオリックスのユニフォームに毛が生えたようなものでぱっと見で区別がつかないほどだ。忸怩たる思いもあろうが心機一転新球団で、と思っていた元近鉄の選手達には屈辱とも取られかねない手抜きさ加減である。一応、袖の所に「近鉄」の文字があるらしいけど、はっきり言って何の意味も無い。むしろそんなものなら無い方がマシじゃないのだろうか。予算の問題等いろいろな事情はあるようだが、あまりにも配慮が無さ過ぎる。結団式でこんなものを見せられたら逆に選手の士気が萎えてしまうと思うのだが。頭悪いですね。
あと、オリックス・バファローズのマスコットキャラもオリックスの「ネッピー&リプシー」がそのままになるらしい。えー!それはさすがに。確かに合併とは言え近鉄が経営放棄して吸収される形ではあるのだが、もう少しこれを機に変化しても良いのではないだろうか。これでは選手もだけど、ファンも近鉄からそのまま合併新球団に気持ちが移るとはちょっと思えない。
オリックスのマスコットが「ネッピー」で、これはネプチューンをイメージした男の子。近鉄は「バフィー」でチーム名そのまま牛のマスコット。これが合併したのだから、僕は上半身が男の子で下半身が牛のケンタウロス的な新マスコットが誕生するのではないかと期待していた。ドリフのコントとかでもおなじみの着ぐるみ。1999年、1回目のライジングサンで電気グルーヴのライヴでピエール瀧が着てたやつだ。もう見るからに絶対バック転できねー!みたいな。一回コケたらもう1人じゃ起きられない!っていう姿、想像するだけで楽しい。こういう野球ファン心理も球団は全く理解していない。オリックスのフロントには猛省の上再考をお願いしたい。