M-1グランプリ2004

アンタッチャブル優勝。でもこれは誰が見ても当然と言うか、決まりでしたね。実家で見てたのですけど、兄貴と二人で爆笑でした。２本のネタどっちとも最高。今年の出場者の中では実績実力ともに貫禄で飛び抜けてた感じすらありました。逆に笑い飯は期待はずれ。ネタ的にもイマイチというか、最近の彼らは見ててもかつてのように勢いや力業で笑わせられることがなくて物足りない。変に漫才が上手くなってきちんとまとめようという意識があるのか。だとしたらそれはよくないと思う。そもそも技術とかおいといて「面白けりゃいい」の究極として出てきたのが笑い飯なわけで、そこに技術がついたらもっと面白くなるのかと言うと決してそうではないと。難しいところです。南海キャンディーズ。すげえ飛び道具出てきた。しずちゃんいいキャラだなあ。ていうかここはツッコミが面白い。審査員誰か言ってたけどツッコミのセリフが一個も外さない。雰囲気としては飛び道具だけど中を開けたらものすごく理詰めと言うか、なぜ面白いのかちゃんと理由があるコンビ。もっといろいろネタを見てみたい。ほかは大してこれと言うものはなかったです。結果としてはまあ納得。でも麒麟そこまで面白かったかな。あれならタカアンドトシの方が最終決戦でいいネタ持ってきたと思うけど。
あと、やはり松本人志が審査員にいないというのはかなり残念。紳助の謹慎もあって仕方がないのでしょうけど。なんとなく場がしまらない気がします。個人的にも毎度毎度彼の得点を目で追っていたし。
何はともあれアンタッチャブルおめでとう。面白かったです。