無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

iPodなの。

9月7日にAppleがメディア向けに大々的な発表を行うということでさまざまな噂が飛び交っていたのですが、大方の予想通り、モトローラ製のiPod機能つき携帯電話でした。しかしそれよりも個人的にこっちの方がインパクト大だったのがこの新製品。その名も「iPod nano
http://www.apple.com/jp/ipodnano/

40×90×6.9mm、42gという超薄型軽量。カラー液晶搭載で、機能的には現行のiPodになんら劣りません。容量は2GB・4GBとやや小ぶりですが、iPod miniの市場をまんま取り込もうとしているのは間違いありません(実際、Appleのサイトの製品ラインナップからは既にiPod miniが無くなってます)。いやでもこれ、絶っ対売れるよ。色は白と黒の2色だけですが、iPod miniのようにカラフルなラインナップが懐かしい人間には純正カラーケースを用意しているという周到さ。僕も2台目を買うとすれば、間違いなくこれですよ。で、黒ね。ていうか今すぐでも欲しい。カッコいいっす。早く店頭で手にとってみたい。

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200509/05-0908/
ソニーも時期を同じくして新製品を発表しましたが、デザインで完璧に負け。アレだけ力入れて市場に投入したネットウォークマンも、20GB以上のカテゴリではiPodの牙城に食い込むことすらできませんでした。電池長持ちだけではダメってこと。iTMS開始に伴ってソニーに追い抜かれた1GB以下のカテゴリでもAppleのシェアがまた盛り返しているらしいし、今後もしばらく携帯音楽プレーヤー市場はAppleの一人勝ち状態が続くでしょうね。