無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

 連休に札幌帰省してましたが、旅行にも行ってたので実際自宅で寝たのはほんの2、3日。ぜんぜんゆっくりしてないので疲労がたまったまま。精神的にはだいぶリラックスできたんですが、そのうち絶対ツケがまわってきそうです。
 で、九州にいる間毎日飲んでました。向こうは酒も美味いですが、魚介類も北海道とは全く種類が違うので新鮮ですね。友人の結婚式に出席してきたのですが、日本庭園のある情緒豊かな料亭での結婚式。そもそも北海道の会費制の結婚式しか出たことがないものだからご祝儀をいくらくらい包めばいいのかもよくわからず。失礼があったらごめんなさい。そして、その式場で開始10分前にいきなり新郎から「乾杯の音頭をお願いします」と言われたときの僕の動揺と言ったら。大体にして出席者を見たら新郎の職場の上司やらいっぱいいるのに、なぜこの一介のサラリーマンである僕に。なんとか失礼のないようにと前の人の祝辞も参考にしつつ、普段絶対使わないような単語を駆使して乗り切りました。あの、こういうことは事前に言ってほしいです。ちゃんと準備もできるし。次回はそうしていただくようぜひお願いします。いやあ、ホントあせった。失礼があったらごめんなさい。

 そして、料亭だけあって料理の方も普段食べなれてないものばかりでおいしいやら何やらよくわからないものもあり。その中で最も印象深かったのはウェディングケーキの代わりに新郎新婦が共同作業で割ろうとした(そしてびくともしなかった)鯛の塩釜焼き。これは異常に美味かったです。「料理の鉄人」でしか見たことがない料理が目前にあるこの興奮はなかなか言葉では伝わらないと思いますが、これはマジで海原雄山も納得の一品ではなかったかと思います。新郎新婦の人柄も反映してか非常にアットホームな雰囲気のよい結婚式でした。お2人とも末永くお幸せに。
 自分の式の準備もそろそろ本格的に動き出さないといけないのですが、ほとんど進んでません。どうしたもんかなこりゃ。