無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

http://www.1101.com/tsunku/index.html
ほぼ日刊イトイ新聞」でつんく♂糸井重里が対談してるのですが、これが滅法面白い。

そうやって教えられた人がまた音楽の先生になって
どっかの教室でピアノ弾いて、
「はい、歌うときは、こうだよ」って言って、
「♪らららららぁーーーー」って歌わせて、
きっと「正しい音程で、お腹から声を出して!」
って教えると思うんですよ。
それは正しいのかもしれませんけど、
歌手である自分からすると、楽しくはないと思う。
(中略)
基礎を教える場もないとダメなんですけど、
歌やリズムの楽しさも教えるべきだと思うんです。

その音楽に正しい動きを合わせれば
絶対ノリがあるから気持ちいいはずなんですね。
それをフリから切り離して、動きを止めて、
「♪らぁー、らぁー」ってやるから
つまらなく感じはじめてしまうんですよ。
あんなに音楽が好きだったはずなのに、
授業になるとつまらなくなる。
ノリを合わせてゆけば、
盛り上がってくる場所も変わってくるし、
正しく手を叩くだけでも絶対楽しいと思う。

日本の多くの合唱団のリズム感が悪いのはこの辺と関係あるんじゃないのかと思ったり。