無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

6/2 F-T


 札幌ドームにて、交流戦日本ハム阪神戦を観戦。父親からもらったタダ券で行ったのですが、バックネット裏の超VIP席。こんなとこで見たことねぇ!と夫婦で感激。お父さんありがとう。阪神ファンはさすがに札幌にも数多く、道外からの遠征組もかなりいたもよう。ドームのファイターズ戦でここまでビジターの応援席が埋まっているのはさすがに見たことがありません。当日券すら出ない42,000超えの満員御礼。地下鉄福住駅はそりゃもうすごいことになっていました。
 試合は、ダルビッシュの好投とひちょり、稲葉の活躍などで8回まで8−1と楽勝ムード。21時には試合終わるな、風呂入ってとっとと寝ようかななどと思っていたら9回から登板した須永が金本に満塁ホームラン打たれて意気消沈していた阪神ファンが一気に息を吹き返してしまいました。後から出てきた江尻も連続ヒット打たれて一発出れば同点というメイクドラマのお膳立て。お前ら何しに出てきたんだ。この楽勝ペースの試合でマイケルを出してしまうという情けない幕切れでした。須永はもういいからとっとと鎌ケ谷へ帰れ。マジで今シーズンオフには戦力外じゃないのか?もう何シーズン期待を裏切ってるんだ。こういうゲームで最後をしっかり抑えられない投手がプロ初勝利なんて絵空事をほざいてるんじゃないよ。勝つには勝ったけど、最後はハラハラものでした。今のハムは投手陣に故障者が多いので若手や1軍半に頼らざるを得ないのが辛いところです。それでも10連勝してるんだからすごいですけれども。
 ダルビッシュは、雨天中止のスライドや降雨ノーゲームの後で難しい調整だったと思いますが、尻上がりに調子を上げてました。ダルビッシュは、マウンドに行く時もベンチに戻る時も、走らないで悠然と歩いて行くんですよね。彼くらいの若い投手なら「駆け足で行け!けしからん!」と大沢親分や張本氏に喝を入れられるところですが、きっちり抑えて結果を出してるんだから文句のつけようがない。このふてぶてしさにはもはや風格すら出てきています。やっぱりすごいピッチャーですわ。