無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

○F8−7E

 いやー、年に何回も無いようなすごいゲーム。完全な負けゲームだったからねえ。途中から来た嫁の話だと、序盤であきらめてドームを後にした人もちらほらいたとか。しかし、2回で7失点しておきながら勝ち投手になってしまう武田勝の勝ち運はすごい。前回の登板でも(ファイターズとしては)ありえないような援護をもらっていたし。すごいよマサルさん。中継ぎで建山が今季初登板、きっちり抑えたのも大きかった。ようやく武田久以外で頼れる中継ぎが出てきました。
 ヒーローインタビューは同点2ランの賢介かなと思ったら、なんと野手9人が行進してお立ち台に。初めて見たよこんなの。バント失敗した高口と、飛び出してしまいながら相手のミスで決勝のホームを踏んだ鶴岡の2人だけは非常にバツが悪そうで笑えた。

 まあ、決してほめられた試合ではないですが、こういうことが起こるから野球は面白い。まさに絵に描いたような風呂試合でした。