無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

●F1−7E

 相手がマー君とは言え、グリンに対する援護の無さは異常。援護率で言うと0点台でしょう。つまり彼が投げるときは平均1点も取れていないということ。そりゃあ、1点もやれないと慎重に行かざるを得ない。そして四球からテンポを崩すと言う悪循環。昨日までの好調打線もどこへやら。実際、点取れてないんだから何も言えんよね。グリンは完全に野手陣への信頼を失っているような気がする。スタメンマスクの小山とも合っていなかったように見えたし。グリンカワイソス・・・。

 でね。
 負けたのはしょうがない。ヒーローインタビューは当然マー君。しかし、敵のヒロインがスクリーンで流されるのはおそらく札幌ドーム史上初めてだと思う。それもまあ、100歩譲ってマー君だから、と思って許すとしても絶対に許せない(顔も見たくない)のはそのヒロインに湧き上がるファイターズファンの姿だった。今、自分とこのチームコテンパンにした敵の選手に笑顔で拍手ってどういうことよ?何それ?有り得なくないか。マー君が駒大苫小牧出身で北海道を沸かせたスターだから?だから何だよ。今敵だろ。しかも目の前で自分応援してるチームがやられたばっかりでなんで笑顔で拍手なんだよ。北海道民ののんびり気質と言えばそれまでだけどあまりにもおひとよし過ぎるだろうそれ。ナメられるだけだよ。過去は過去今は今。分けないと。マー君道産子じゃないし。ホントに、負けた悔しさよりも試合後のこの雰囲気にマジではらわたが煮えくりかえりそうだった。あのマー君への声援をファイターズの選手たちはどんな思いで聞いていたんだろうか。自分たちの応援していた人たちが手のひら返して敵のヒーローに送る声援を。自分も道民だし、のほほんとした気質が好きだし、自分もそういうとこあると思うけど、これは許せなかった。ファイターズファンとしてのプライドがある。だから許せなかった。

■今シーズンの観戦成績:9勝4敗