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無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

○F4−0M

 今日からの札幌ドーム3連戦は「乙女の祭典2009☆乙女心は永遠に☆」と題し、女性が主役の様々なイベントが催される。今日は「浴衣デー」ということで、浴衣で来場の女性にプレゼントやなにやらいろいろとありました。仕事が終わってから帰宅し、急いで浴衣に着替え。別に僕は浴衣で行く必要は特になかったのだけど、夫婦そろって浴衣でドーム観戦というのもオツなものじゃないかと思って二人で浴衣で行くことにしました。
 先発は約2ヶ月ぶりの1軍先発となる多田野。2軍落ちする前の投球がイメージよくなかったのと、チームも今連敗中でムードよろしくないのとで今日も正直どうかな、という不安はあった。が、僕らが浴衣に着替えているときからサクサクでリズムよくマリーンズ線を抑えていく。ロッテの小林宏之も初回に1点は失ったもののその後は立ち直りファイターズも3者凡退の連続。家を出る頃にはすでに3回を終えようとしていて、球場に着いたとき(約19時半)にはなんと7回に入っていた。仕事早すぎだよ!
 多田野はなんとここまでノーヒットピッチング。しかし1点差だと不意の一発で同点になってしまう。何とか追加点を、と思っていたところに小谷野の2点タイムリー!試合の流れはほぼこれで決まったか、というところで興味は多田野のノーヒットノーランに。8回は2アウトから2者連続フォアボールでピンチを迎えるも、西岡をファーストゴロで打ち取りノーヒットを継続。この頃から球場のムードもすごいことになっていて、アウトどころかストライクをひとつ取るごとにものすごい歓声。9回もマウンドに上がるときから多田野への声援でまわりの声が聞こえないほどだった。福浦をファーストゴロで打ち取り1アウト。続いては3番井口。大記録達成にはここが一番の障壁か、と誰もが思っていたと思う。カウント2-1からの外角ストレート、際どいコースをボールと判定される。秋村(球審)空気読めよ!と思ったら続く同じようなコースへの変化球をストライクで見逃し三振。井口は不満そうだったが、その前の球と合わせ技のストライクだったと思う。あと一人、アウト一つ、ドーム内は異様な空気。どうするよ、ノーヒットノーランとか目撃しちゃうよ?もちろん初めてだよ?どうしよう、帰ってからはてなダイアリーになんて書こう、とか考えてるうちに、大松に外角低めの変化球をライト前に運ばれたー!ノーヒットノーランの夢消えた。この時のファイターズファンのため息というか悲鳴というか、すごかったですね。乙女の祭典で乙女たちにそんな声出させるなよって言うね。球場全体が「アッー!」って言ったよ「アッー!」て。大松空気読まないやつだ本当に。しかし続くサブローをあっさり打ち取って、多田野にとっては初完投初完封。ノーヒッターはともかく、立派なピッチング。しかもチームの連敗を止める大きな1勝。ホークス追撃に向けて先発の重要なピースが戻ってきたかなという感じです。リズムよくストライク先行で追い込んでいく多田野のいいところがよく出てました。
 いやー、しかしなー、惜しかったなあ。目の前でノーヒッターとか見れるチャンスなんてそうそう無いでしょうからね。達成できなかったとは言っても貴重な体験でしたよ。あの9回2アウトのときの一種異様な空気は鳥肌モノでした。
■今シーズンの観戦成績:3勝4敗1分(.429)