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無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

○F4−2G  エースの魂。


 17時40分、先発ダルビッシュの名前がコールされると、地鳴りのような大歓声とどよめきがドームに響いた。こんなの、今まで見たことも聞いたこともない。しかし、42日ぶりの実戦マウンド。さすがにダルビッシュでもどこまで投げられるか。しかも相手は巨人。中途半端なピッチングでは逆にやられてしまうのではないか、と言う不安はあった。ホームでの連敗となればそれはすなわちファイターズの日本一が限りなく遠のいてしまうことを意味する。2戦目にして正念場である。
 ダルビッシュは下半身を使わず、半分手投げのようなフォームで投げる。ストレートは145〜6km/h程度。MAXは149km/h。変化球主体で低めにボールを集める丁寧なピッチングで確実にアウトを取っていく。打線も巨人先発・内海を攻め2アウトランナーなしから稲葉のソロ本塁打を皮切りに5連打で一気に4点をもぎ取る。今年を象徴するつなぎの打線でエースを盛り立てた。ダルは6回2失点、87球でお役御免。リリーフの宮西と金森がパーフェクトで巨人の反撃をかわし、久がセーブという完璧なゲーム。初戦の負けを跳ね返して余りある、勢いのつく勝ち方だった。
 しかしダルビッシュですよ。万全の体調には程遠いものの、これだけもピッチングを見せて、チームを勝利に導く。すばらしい。エースとはかくあるべき。涙が出てきそうになりました。実はこの日が日本シリーズ初観戦。2006年も2007年もこの時期に札幌を離れて勤務していたので見れなかったのでした。嫁さんと二人で大感動でした。第6戦、第7戦もチケットは確保済み。ダルビッシュはお立ち台で「札幌で決めたい」と言ってましたが、東京ドームで決めてもらっても全然構いません(笑)。

 今日は始球式の立会いで新庄も来ていました。始球式そのものは新庄がプロデュースする映画に出る子役の子だったんですが、全く覚えていません。