無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

15年目のときめき。

ときめきメモリアル4

ときめきメモリアル4

 ときメモ4をプレイして約10日。メインヒロインと、主人公の幼なじみの2人をクリア。メインヒロインは可もなく不可もなくという感じで、さして魅力を感じなかったんだけど、幼なじみはちょっとヤバい。すでにネットでもちょっとした祭になっているのだけど、この幼なじみの都子というキャラ、かなりのヤンデレです。何度かデートを重ねた後、彼女がフォースの暗黒面に堕ちるイベントが発生するのだけど、その後の彼女の豹変振りがすさまじい。まあ、この辺のサイトでその一端を見ることができますが、とにかく一旦こうなってしまうと他の女の子との接触に制限がかかってしまう。(デートもできるけど、その後必ず彼女のぬいぐるみに教われるイベントが発生する)。その後、病み状態から回復するイベントを経て真のデレ状態になるわけだが、ヤミ状態からの落差が激しくて一気に持っていかれるわけです。修学旅行での「一緒に布団イベント」はぜひヘッドフォンで聞いていただきたい。かなり破壊力高いと思う。

 この後も気長に全キャラクリア目指そうと思うので最終的にどうなるか分からないけど、都子が今一番のお気に入りです。はい。こういうタイプのヒロインは過去シリーズでは出てこなかったんじゃないかなあ。とりあえずゲームは浮気じゃないと奥さんからもお墨付きをもらったので遠慮なくがんがんプレイしています。
 基本的なシステムは変わっておらず、デートでのコメントやモノローグの言い回しなど「ああ、今自分はときメモをやっているのだ」という懐かしさに溢れていて非常に安心してプレイできる。本作の設定はオリジナルの初代ときメモの15年後という設定になっているらしく、初代をプレイした人ならニヤッとするような仕掛けが随所に散りばめられている。初代の登場人物やヒロインを思い出させるような会話や設定がいろいろ出てくるのだ。そういう意味で、オリジナルのときメモの正統派続編と言えるのかもしれない。シリーズの集大成的な気合を持って製作されたのでは、なんて気もしてくる。なんだかんだ言ってハマっているのです。さて、次は誰を狙おうか。