無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

3/7 ●F0-4YS


 3月に入っていきなり寒さがぶり返し、この日も吹雪となった札幌。ヤクルトの選手は面食らっただろうなあ。
 東京ヤクルトとのオープン戦。昨日はダルビッシュが先発して快勝だったようだけど、この日は打線がヤクルト投手陣に沈黙してしまった。先発土屋も立ち上がりを攻められ、死球も絡んで3ランを打たれるなど3回4失点(自責3)。ちょっと残念な結果だったが、後半は良い球もあったし、今年中には1軍での登板があるんじゃないかと思う。
 ヤクルトの先発は由規。球数が多く、崩せそうに見えたけど直球が走っていたようで凡打の山。中田は2三振。すっかり1軍での立場はプロ入り前と逆になったような感じだけど、なぜここまで打てないかね。パワーヒッターがストレートに振り負けちゃダメでしょ。次の投手からは2塁打を放つなど、いいところもあったけど、由規には苦手意識があるのかな。ヤクルトの2番手、ルーキーの中澤という投手がよかった。ランナーが出ても崩れないし、落ち着いたピッチングとマウンド捌きはルーキーとは思えない。実戦派の投手という感じ。意外に早く1軍先発デビューありそう。
 ファイターズの打つ方は特に見るべきものは無かったけど、投手陣、特にブルペンは順調な仕上がり。注目は毎年この時期にしか話題に上がらない須永。この日は良かったけど、今年はどうだろう。毎年毎年期待されながらシーズン始まってしばらくすると2軍暮らしだからなあ。ぶっちゃけ、マジで今年ダメならシーズンオフには戦力外でしょう。そのくらいの気持ちでやらないとまずいと思う。
 オープン戦はまだ続くけど、札幌ドームでの試合は次はもう開幕戦。ウチのオーダーで決まっていないのはレフト。打順で言うと2番。この日は村田ぴのが入っていたが、満塁からダブルプレーでチャンスをつぶすなど殆どいいところは無かった。陽、村田、坪井、中田あたりがスタメンレフトの候補だけどどれも帯に短したすきに長し。こうなると打率はともかく、ひちょりの存在感が浮き彫りになってきます。開幕戦の相手先発が左腕の杉内と言うことも当然考慮に入るでしょう。どうなることやら。
 札幌ドームに来ると、やっぱり球春到来、って感じがしますね。楽しみです!