無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

●F2−3T

 1点ビハインドの9回裏、先頭バッターの栄ちゃんが藤川球児から起死回生の同点ホームラン!まではよかったんだけどねえ・・・。勝さんは前回登板に続いて良かったけど、残念。負けが消えただけでも良しとしたい。
 栄ちゃんの同点ホームランはまぐれ当たりというわけではなくて、要因というか伏線がいろいろあったと思う。栄ちゃんの調子自体が上向きで、この日もこの打席まで2安打(バットが振れていた)。球児は前日も2イニング投げていて、この日も8回途中からの登板。前のイニング、栄ちゃんがファールで粘っている時に1塁ランナーの紺田が盗塁失敗で攻撃終了。栄ちゃんは既に球児の球筋を見た後で仕切り直しの打席だった。などなど。そう考えるとあのホームランは生まれるべくして生まれたのかな、という気がしてきます。あの瞬間は本当にすごい盛り上がりでした。
 だから、試合には負けましたが、実質勝利なんですよ。ですよ。
■2010年の観戦成績:5勝7敗(.417)