無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO〜1日目(1)〜

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO
■2013/08/16-17@石狩湾新港
 今年のフェスレポは横着して、会場からのツイートをまとめて、そこに補足する形にしようと思う。というのも、今年のRSRは会場内での電波状態が昨年までに比べて相当良くなっていて、特にサンステージ側のエリアではソフトバンクLTEはバリバリの状態でした。ボヘミアンに行くと繋がらないこともありましたが、概ねつぶやきたいときにつぶやけたのでこういう方式にします。編集が楽だというのが一番の理由ですが。

 同乗者たちを拾って、9時過ぎには会場近くまで来ていたにもかかわらず、駐車場待ちの列が非常に混んでいて足止めを食らいました。道道225号線から左折し、コの字型に曲がる形で誘導されていたのですが、実際には東洋水産側(道道1066号)からまっすぐ来た方がスムーズに入れたようです。「誘導を信じるとバカを見る」の法則を忘れていました。最初から一直線に東洋水産に来ていれば良かったですね。来年への反省としたいと思います。

 駐車場から会場入り口付近にでかいアンテナが立っていたので、これのおかげと推測します。サンステージスタンディングエリアでも全然繋がってました。

 雨の予報もありましたが、明け方にかなり豪雨だった以外は曇ったり晴れたりの天気。初日は湿度が高かったですが、気温も高くフェスらしい天候でした。昼過ぎの段階ですでにメロンけずりが売り切れていました。
 サンステージで怒髪天SP。久々のメインステージということでゲストを大勢呼んでのお祭りステージになることは予想していたけど、まさに。ふんどしダンサーズが登場しての序盤からフェスのオープニングを祝う打上げ花火のような勢い。昔は冗談だったけど、今ではサンステージ怒髪天を誰も不思議と思わないバンドになってしまった。そういうちょっとした凱旋感のようなものもあったかもしれない。奥野真哉、勝手にしやがれホーン隊、カトウタロウうつみようこ、鈴木由紀子(BUGY CLACTION)を迎えてのサウンドは怒髪天とは思えないほどゴージャス。後半はレキシ池ちゃんやSCOOBIE DOの面々も登場しさらに賑やかに。演奏だけでなく、スキあらばボケようとする池ちゃんの芸人魂にはちょっと感動した。ラストは夏らしく、ラッツ&スターの「め組のひと」をぶちかまして終了。ちょっとゴージャスな怒髪天、いつもの怒髪天、そしてちょっとEZOIST感もあり。いきなりお腹いっぱいなオープニングで2013年のRSRは幕を開けたのでした。

■SET LIST
1.ニッポン・ワッショイ
2.酒燃料爆進曲
3.オトナノススメ
4.情熱のストレート
5.喰うために働いて 生きるために唄え!
6.あたし、SUPERツラい…
7.流れる雲のように
8.ドリーム・バイキング・ロック
9.歩きつづけるかぎり
10.恋のレキシカン・ロック
11.夕焼けのメロディー
12.真夏のキリギリス
13.め組のひと

 酒を飲みつつバッジ売り場など会場内をブラブラし、デフガレージへ。BO NINGENを見た。

 民生が始まるまでレインボーシャングリラの近くで寝っころがっていたら、寝落ちました。実は今年は過去最高くらいに体調が悪いままフェスに来ていて、初日のこの時間帯が一番きつかったかもしれない。
 民生、ものすごく酔っ払っていた。MCも若干呂律があやしいくらい。ただ、演奏はよかった。ちょっとルーズな民生のギターと歌がタイトなリズム隊(湊雅文・小原礼)と合っていたと思う。選曲は他人への提供曲や過去のアルバム曲はほとんどで、新曲の「風は西から」とラスト「さすらい」以外はシングル曲無し。普通のアクトならこんなセットをフェスでやれば「ふざけるな」となりそうなものだけど、レッドスターの民生なら何となく許せてしまう。ちょっと難しいところだけど、この周りが許してしまうというのが民生にとって良いのか悪いのか。どっちにしろ、コアなファン向けのセットだったことは間違いないです。個人的にはめったに聞けない曲ばかりで楽しかったですが。

■SET LIST
1.スルドクサイナラ
2.マイカントリーロード
3.海の中へ
4.アーリーサマー
5.あくまでドライブ
6.悩んで 学んで
7.風は西から
8.さすらい