無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

 とりあえず、ヒルマン監督ありがとう、お疲れさま、としか言えない。新しく地域に根ざすチームとして、昨年の日本一というのは想像以上の効果があったと思う。それでなくとも応援するファンは確実に増えていたと思うけど、今のような盛り上がりにはなっていなかったと思う。「北海道日本ハムファイターズ」の初代監督であるトレイ・ヒルマン氏の功績は大きいし、ファイターズが北海道にいる限りその存在は記憶に残るだろう。
 今の時期に優勝争いをしているチームの監督が辞任を表明するというのは確かに異例だと思う。そして、その背景にあるものをあれこれ予想して好きに言うことも簡単だ。しかし今はそんなことを問題にしている時期ではない。千葉ロッテとの4連戦。一日置いてソフトバンクとの3連戦。いずれも敵地。この7試合が事実上、今シーズンのリーグ1位を決める重要な連戦と言っていいだろう。少なくともロッテとは2勝2敗、ソフトバンクには勝ち越しで行かないと厳しい。正念場である。「監督のために」と再びチームが一丸となってゴールに向かって一枚岩になることを望みます。とりあえず、初戦勝ててよかった。