無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

 来ました、箱。でかいです。比較のためにドアラを横に置いてみました。

 さっそく何曲か聴いてみましたが、ウチのしょぼいコンポでもわかるくらい各楽器の音がパキっと別れていてクリアです。特に元々なんちゃってステレオだった初期の作品は全く別物ですね。

 僕がビートルズのアルバムで一番好きなのは問答無用で『リボルバー』なのですが、CDプレイヤーに表示された時間を改めて見て驚きました。34分47秒。それだけ?短っ!でもこの時間で全14曲でその中に「タックスマン」と「エレナー・リグビー」と「アイム・オンリー・スリーピング」と「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア」と「イエロー・サブマリン」と「フォー・ノー・ワン」と「ドクター・ロバート」と「ガット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」と「トゥモロー・ネバー・ノウズ」が入っている。なんという密度。今のバンドのアルバムって50分とか60分とか普通にあるけど、こういうアルバムを聞き直してみると、本当にそんなに必要なのかと思ってしまいますね。