無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

 菊の御紋わきのおできは一向に消える気配はなく、薬局に軟膏を買いに行きました。オロナインでも塗っときゃいいかなと思ったのですが、一応店員さん(ちょっとかわいいお姉さん)によさげな薬がないか聞いてみることに。

オレ「あのー、イボとかオデキに塗るような薬って、何かいいのあります?」
お姉さん「そうですねー…どこにお使いですか?」

はう。

オレ「(汗)え、ええとー。あのー、お、おおおsええとー。…たとえばこう脇の下とか、あの、普段隠れてて、皮膚がこすりあうようなデリケートな場所というかですね。」
お姉さん「ああ、じゃあ、やわらかい場所ですか?」
オレ「そうですね。はい。やわらかくて危うい場所です」

薬局の店員さんが美人でもコンドームを買うことに躊躇はしませんが、「お尻の穴(=アナル)」と口走ることに抵抗感を覚えるあたり、僕にもまだかわいいところがあるじゃないか。お母さん、僕はまだ汚れていないよ!
…ということで1200円もする塗り薬を買ってしまいました。効き目はまだない。本気でヒサヤ大黒堂か?