無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。


先週の土曜日、札幌円山球場にて日本ハム対ヤクルト戦を観戦。円山でプロ野球が行われるのは5年ぶりということもあって超満だった。天気もよかったし、こういう日なら屋外でデーゲーム最高っすね。ヤクルトの監督は北海道は留萌市出身の若松氏なわけで、氏が現役の時代からヤクルトファンはかなり多かったはず。レフトスタンドから3塁側まできっちりヤクルトファン。札幌ドームでは大体日ハム一色なのでこういう光景は新鮮だった。
開場時間すぐに球場に入ると日本ハムの選手たちが練習していた。円山はスタンドからグラウンドまでの距離が近いのでその辺で話している選手やコーチの顔がはっきり見えるのがいい。写真も撮りまくり。

田中幸雄選手。2000本までがんばってください。

バッティング練習をするSHINJO。ちっちぇえ。

同じくバッティング練習をする小笠原。

トスバッティング後、ボールをかたづける小笠原。

ヒルマン監督。クロコダイルダンディーよりもダンディーだ。

取材中の木元。オールスターのファン投票が既に始まっているけれども、日本ハムのファンだろうが誰だろうがとにかくパ・リーグの2塁手は木元に投票すれ。ていうかオレ木元のユニフォーム着てったのにこの日は出場しなかった。なんだよ!

スタンドで写真撮影やらサインやらに応えるB・B。こういうとき小さい子供がいると有利だ。がんばろう。

ところで、B・Bというこのマスコットキャラは試合前も試合中も様々なアトラクションでファンを楽しませてくれるわけだが、実際に球場に行くとその運動能力の高さに驚かされる。
たとえば、外野のファンとキャッチボールをして交流するというのがあるのだけど、札幌ドームのフェンスはかなり高いので相当高く遠くボールを投げなければ届かないのである。事実、交流戦で横浜戦のときに横浜のマスコットであるホッシー君が一緒に遊んでたのだが、ホッシーは外野までボールを届けることができなかった。しかしB・Bはショートの守備位置の少し後ろくらいから助走つけて外野の中段くらいまで投げる。なんだこいつは。ファイターズ・ガールズとのダンスも完璧なステップだし、バック宙はお手の物(7回連続くらい平気でやる)。「トリビアの種」で12球団一足の速いマスコットになったのもダテではない。
マジな話、これだけ動けてファンを喜ばせられるマスコットはそうそういるものではない。話によると、この業界も結構引き抜きなどがあって、能力のあるマスコット(の中の人)はよりいい条件で他球団に移ることも多いのだそうだ。以前、阪神のマスコットだったトラッキーが選手とプロレスごっこをしていて、それを子供が真似するのでよろしくない、と阪神球団がトラッキー(の中の人)をクビにしたことがあった。その元トラッキーはその後横浜に移籍しホッシー君になったのだが、今年から彼は楽天に移籍したのだという。
仮にB・B(の中の人)が変わったら、目ざといファンはそれを見逃さないだろう。日本ハム球団は選手はもちろんだけどB・Bとの契約もきっちり行ってほしい。