無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

人間なんて人情盗坊
二親に捧げられし愛を
一体どうやって返そうか?返そうか?
エレファントカシマシ「地元の朝」)

この年になって、自分自身がどれだけ両親に世話になってきたのか、なっているのか、迷惑かけてきたのか、かけているのか、ということがイヤになるほどわかってくる。
ここで謝ります。ごめんなさいお父さんお母さん。僕はあなた方に与えられてきた愛情に対するだけのものをあなた方が生きている間に返す自信がありません。たぶん返せないと思います。でも、それと同じだけのものを自分の下の世代(姪とか)、そして生まれてくるかもしれない自分の子供に与えようと思います。それは約束します。それで許してください。親不孝な息子ですみません。

オチはないです。