無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

K-1GP予想

K-1グランプリ決勝が迫ってきました。元々スター選手が軒並み負けやがって不参加状態に加え、K-1きっての色男、ステファン・レコがギャラを巡ってのトラブルで突然のキャンセル。何やってんだ。谷川プロデューサーにははっきり言ってイベントを仕切る才能がないと思う。
とまあ、文句ばかり言っても仕方がないのでここはひとつGPの行方をばっつり予測してみることにしましょう。

<1回戦>
◆第1試合 C.アビディ vs. F.ボタ
レコの代わりに急遽参戦となったボタ。奇しくもGP開幕戦でボタが反則負けとなったカードの再戦となったわけだ。アビディが勝つにはきっちりとローキックでボタの出足を止めてパンチをもらわない工夫が必要だ。が、前回の因縁もあってこの悪ガキが黙っておとなしく試合するとも思えない。身の程知らずの殴り合いになってボタの前に撃沈。

◆第2試合 P.グラハム vs. R.ボンヤスキー
ボンヤスキーは反則負けとはなったが、GP開幕戦のサップ戦で見せたクレバーな試合運びと的確な攻撃は本物。ピーター・グラハムに何もさせずに勝ってしまうかもしれない。試合が長引けばグラハムにもチャンスはあるかもしれないが、グラハムはボンヤスキーの動きを捕まえることはできないだろう。元銀行員の勝ち。

◆第3試合 R.セフォー vs. 武蔵
武蔵は相変わらず逃げるだけ。ペチペチローキックを打ってちょいちょいパンチを出し、ポイントかせいで判定に持ち込む作戦。しかし武蔵のパンチでセフォーが止まるハズもなく、コーナーに押し込められてラッシュ食らったところでレフェリーストップ。もうやめろ武蔵。

◆第4試合 A.イグナショフ vs. P.アーツ
どちらも正統派キックボクシングの選手だが、アーツがイグナショフに勝つことは不可能。試合開始から面白いように攻撃をくらって、ガードしててもフラフラ、1Rはゴングに救われるけど2R開始直後反撃に出たところでカウンター食らってKO。や、イグナショフは強いぞ、マジで。

<準決勝>
◆第1試合 F.ボタ vs. R.ボンヤスキー
ボンヤスキー、巧みな試合運びでボタのパンチをかわし、キック中心に攻める。要するにアビディができなかった攻撃を見事に実践してみせる。ボタなすすべなし。しかし、一瞬の油断。スリップダウンしたところにボタの反則パンチ。ボンヤスキー失神。当然ボタは反則負けでボンヤスキーが決勝に進むが、次の試合に出られるのか?不安が残る。

◆第2試合 R.セフォー vs. A.イグナショフ
イグナショフ、接近戦ではひざ、離れてはロー、ハイ織り交ぜてのキック攻撃でセフォーの攻撃を封じる。しかし、セフォーは打たれ強くなかなかダウンに至らない。結局判定にもつれこみ圧倒的なポイント差でイグナショフの勝ち。

<決勝>
ボンヤスキーはボタの反則パンチのダメージが深刻で、結局棄権。ルールにのっとり、ボタ復活。

◆F.ボタ vs. A.イグナショフ
イグナショフセフォー戦でフルラウンド戦った疲労が残っていた。対してボタは元気。イグナショフがキック中心の攻めで試合を優位に進めるも、ボタの突進を完全に止めることはできず一発のパンチで形勢は逆転。キックの出なくなったイグナショフではボタのボクシングにはかなわない。ボタ勝利、優勝。


うわー自分で書いててなんだがしょっぱい結末だなー。代理出場のボタが優勝だ。ダメですね。とりあえずこれでKOKOにも投票しました。とるぜ200万円!