無事なる男

敗北と死に至る道を淡々と書いています。

 タトゥーのガラガラドーム公演も終わりました。ちょうど出張中だったので、うまく都合つければ行けないこともなかったのですけど、そこまでの気力もありませんでした。実際僕も今となっては彼女らのアルバムをプレーヤーに乗せることなど、ぶっちゃけほとんどないわけで。「All The Things She Said」は今でもいい曲だとは思いますけどね。言ってしまえば、もう賞味期限は過ぎてしまったということでしょう。だからデビューの時点で夏のフェスに出ろって言ったんだよね。残酷だけど、これもポップスの摂理。大衆に受け入れられなくなった大衆音楽は存在意義を失う。しかし一瞬でも僕が彼女らに心を奪われ、夢中になったことは間違いなく事実。その事実だけは絶対に消えない。彼女らの未来に幸あれ。