ラッセル苦労。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2005/04/08
- メディア: DVD
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で、確かにお金もかかってるし、戦闘シーンは迫力なんだけど、イマイチ見た後の印象が薄いのはなぜかと考えると、主人公のキャラがちょっと弱いのだ。いまいちどういう性格付けなのかわからない。ヒロインも何を考えてるのかよくわからないところがあった。つまりは脚本の段階で人間が書けてなかったということなのだろう。ローマのコロシアムをどうやって再現するかに製作者側が神経を使いすぎていたのだろうか。その中でまさに悪役というわかりやすいキャラを悪役らしく(それでいて繊細に)演じたホアキン・フェニックスが良かった。
映像が圧倒的に綺麗で、ああそうか、監督がリドリー・スコットだったなあ、という映画です。終わり。