ウルフルズ is back。
- アーティスト: ウルフルズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2002/03/27
- メディア: CD
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今回、大半の曲をプロデュースしているのは伊藤銀次氏。つまりは、「ガッツだぜ!」であり、「バンザイ」である。前述した彼らの迷いというのはつまるところこれらのヒット曲を超えなければいけないという過剰な意識と重圧がもたらしたものだったことは明白で、今ここに戻ってきたと言うことはようやくフラットな視点で自分たちの魅力、武器をもう一度確認できたと言うことなのだろう。安易な原点回帰と言われても仕方がないかもしれない。しかし、このアルバムは「最近パッとしないし、あの栄光を再び」というものでは決してない。ワン・アンド・オンリーの強さ。それを最初から持っていたことに彼らは気づいたのだ。アルバムにつけられたセルフタイトルは自分たちの音楽、楽曲に対する登録商標のようなものだ。